ご縁あって、京都絞り伝統工芸の保存に取り組まれている京都「絞栄会」さんの絞り展示会を毎年開催させていただいています。早いもので今年4月の展示会で14回を迎えました。

　日本伝統工芸の指定も受けた京鹿の子絞りは、多くの工程を経て制作されています。それぞれの工程はその専門の職人さんたちが精魂をつぎ込み、時間をかけて丹念に作られています。一つ一つの作品は完全にオリジナル、他に二つとない貴重なものです。

毎年展示会には、テーマに沿った作品が登場します、今年は日本の美絞りで表現をテーマに「日本三景」と「源氏物語」を絞りで表した作品が展示されました。

絞り作品は他にもお着物や浴衣、小物類、また絞りを身近な生活の一部に取り入れられる様、スカーフや日傘、髪留めなどの展示販売もされています。

　15回目を迎える来年はどの様なテーマになるのか楽しみです。